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大須賀淳
2025.1.5 15:14その他ニュース

佐藤優の皇室言説に漂う悪意とショボさ

週刊ポスト 2025年1月17・24日号」に、佐藤優片山杜秀の「天皇家の昭和100年」という対談が掲載されています。

 

まず、記事終盤の佐藤の発言を引用しましょう。


佐藤 天皇制を維持したいのであれば、私は女系天皇、女性天皇といった議論は危ないと思います。なぜなら、天皇制というそもそも非合理性を孕んでいるシステムに、部分的に合理性を持ち込もうとしているからです。キリスト教も、非合理なシステムをそのまま受け入れているから存続しているのです。


 

これは、言葉は変われど、国連の委員会で葛城奈海が行ったスピーチと論旨は同じであり「佐藤優という人間はここまで薄っぺらであったか…」と改めて呆れ返ります。

 

対談は、一見するとテーマに沿っているっぽいキーワードやウンチクを並べていますが、100年の中で昭和天皇、上皇陛下、今上陛下という3代の天皇が何を思い、どのようなエートスを受け継いで来たのか?という部分が驚くほど希薄で、全体に空虚かつチグハグな印象ばかりを受けます。

 

それはイコール、「日本のこと」をなーんも「わかって」ない(自らの中で対峙・咀嚼し、歴史と現在の交差部分に立つ自分の視点から生きた言葉を発する事ができない)って事なんですよね。そんなの言論じゃなく「マニア同士の居酒屋談義」です。

 

あれ…私の記憶違いかもしれないけど、この人たち確か、言論…人、なんでしたっけ?(封殺のほうが得意なんだっけ?)

 

特に佐藤優は、明確には言葉に出さずとも、それぞれの天皇が強い意思をもって、時代と共に皇室をしなやかに変化させて行く事について良く思っていない感じ(それだと、断片の知識を撒き散らすだけで識者ぶる事ができないからね。暗い山と同じ)

 

その顕著な例の一つが、生前退位が特例法で行われた事に関して発せられた「結果、天皇、上皇、皇位継承者と権威が三分割されてしまいました。」という言葉。

 

そんな構造、今の皇室にある?Xで頭のおかしいアカウントの怪情報とかばっかり見て、脳髄を支配されてるんじゃない?

 

ずっと前から知ってたけど、やはり佐藤優は恥ずかしい人間です。

 

天皇家の昭和100年」なんてすごく面白そうなタイトルなのに、中身がショボすぎてがっかり(週刊ポストも期待ハズレでがっかりしてるのかも)。

 

「昭和100年」は、イベントとしても、個人のブログの中でも色々と扱いたいので、今年はこれの何百倍も面白いコンテンツを皆さんに届けて行きますよ!

 

そして、今の日本でいちばん、皇室の問題に関する「生きた言葉」を聞けるのがゴー宣DOJO!募集期間も少なくなってきたので、ぜひ開場で一体となって、生きた言葉を「感じて」ください!

開催要項
【第120回 ゴー宣DOJO in 東京】
■テーマ:「伝統ではない!男尊女卑だ!」
■日時:令和7年1月25日(土)14:00〜17:00

■場所:東京都内
■参加費:3,000円(中学生〜大学生:2,000円、小学生以下:無料)

公論イベントは事前申し込み制となっています。
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